Friends of Animals
Friends of Animals
2015年 フレンズ オヴ アニマルズは東京都知事より「認定特定非営利活動法人」の認定をいただきました。
平成25年の時点では全国で16万頭以上の犬猫がガス室で命を落としています。何らかの事情でやむなく動物愛護相談センターに持ち込まれ、殺処分を余儀なくされる犬猫たちをセンターから引き取り、新しい飼い主探しの活動をしています。(譲渡団体登録 7号)過去10年間の成約状況は1400件をこえました。動物後進国日本において、身の回りの動物たちの状況をどうにかしたい、何か変だと疑問に思っている方々、私たちと一緒に、出来ることから始めましょう
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知恵と勇気と思いやり
10数年前、市内の団地で野良猫にえさをあげているご高齢の方の手助けが、犬猫たちに関わることになった始まりでした。
一日に一二度のえさを待つ悲惨な状況の猫たちを目の当りにして、驚愕のおもいで携わってきた10年でした。
すべての生物が互いに与え与えられ、安心して生きていけるこの地球であってほしいとの願いで、みなの力が結集しました。
平成25年、全国で16万頭以上の犬猫が、私たち人間の都合でガス室処分となりました。
せめて1頭でも救いたいと、現在は東京都動物愛護相談センターから犬猫を保護し、新しい飼い主探しの活動をしています。
現在市内に保護施設があり、飼い主希望の方には訪れて実際に触れて納得して新しい家族の1員を決めていただいています。
また、月1回の境川クリーンセンター、毎週末の南大沢での譲渡会も開催しています。
不況の影響で多くの犬猫たちが東京都動物愛護相談センターに処分対称として持ち込まれることが多くなりました。
さらにこの数年らい、高齢者の方の入院等で、止む無く運ばれてくる犬猫も増加しています。
社会の縮図を見る思いでこの実情を感じ取っています。
私たち人間80年以上、犬猫は15年以上生きていけます。
一緒に楽しくよろこびを持って長い間生きていくためにも、飼育する管理責任は覚悟して持たねばなりません。
犬猫の苦手な方の配慮も必要で、ただ単に1頭の命を助けて満足するという問題だけではなく、私たち人間社会にかかわる問題も多々あります。
近い将来にはやむなく処分をしなければいけない動物愛護相談センターではなく、やむなく飼えなくなった方々の後押しができるセンターであり、ご高齢者が最後まで一緒に生き続けたいと望む家族の1員としての犬猫たちを、行政が何らかの責任を持てる制度が、必要になるときが来るだろうと、期待を込めて願っています。
いま、私達が出来ることは、1頭でも多くの犬猫の命を救い、一人でも多くの方々に、共に暮らす喜びと幸せを知らせ続けることです。私達が与える愛を、そのまま真摯に受け止めてくれる犬猫たちの存在が、なんと私たちに安らぎをもたらすか・・・一緒に暮らしてみてはいかがでしょうか・・・・
代表 舘田